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久々に聴き応えのあるトリビュート

2009.12.15

THIS IS FOR YOU~THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUMTHIS IS FOR YOU~THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM
モーガン・フィッシャー

BMG JAPAN Inc. 2009-12-09
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トリビュートアルバムというと、最近そう珍しくなくて
いろんな個性が垣間見られるのだけど、
このイエモン(THE YELLOW MONKEY )トリビュート、そんな中でも秀逸な内容だった。

若手から超ベテランに至るまでの配分が素晴らしい。

毛皮のマリーズ、黒猫チェルシー、シュリスペイロフ、tacicaなど
あまり聴いてなかった最近のバンドたちの音がいい感じ。

特に「SUCK OF MY LIFE」の猥雑さを毛皮のマリーズが上手く消化していて、
シュリスペイロフは「SO YOUNG」の青くて切ないメロディーを淡々と歌っている。
tacicaのスローな「カナリヤ」も新鮮だった。

いかにも、という9mmのボーカルは個性たっぷりで
秦基博はストレートな「SPARK」で聴かせる。

他にもSCOOBIE・トライセラ・フジファブリック・フラカンなど、
好きなバンドたちがさすがと思わせる音で、気持ちいい。
(トライセラは、最近ドラムの吉田佳史が吉井和哉のバックで叩いてるんですなぁ)

椿屋の「BURN」はちょっと驚いた。いい意味で。
奥田民生の「LOVE LOVE SHOW」が全く違和感がないのが不思議というか、やっぱりというか(笑)。
どこかに共通項があるのでしょう。

しかし、そんな中で圧倒的だったのは、あがた森魚だ。
吉井和哉のちょっとアングラな部分を、見事に自分なりに作り上げた大人の唄に仕上げている。


そんなこんなで書ききれないが、各ミュージシャンの選出が
決して雑な印象はなく、聴き応えのある面々が揃っているし、
また一方で、それぞれの個性によって引き出されるイエモン(吉井和哉)の世界観が興味深いのだ。
まさにこれぞトリビュート、といった感じのアルバムなのである。


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