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2013/03/21

不幸や情けなさを、ハードなギターに切ないメロディーで隠す。それがパワーポップ

おそらく、自分のなかで今年のベストアルバム、
いやこの数年のなかでもそうではないかと思っている「ZOOEY」。

佐野さんの特設サイトでリスナーのレビューを見ている限りでは、
社会全体に対する愛にあふれる作品、命の尊厳さをたたえるアルバムといったところのようだ。

が、個人的には、佐野さん、恋してるんじゃ?って思うことがあるのだ。失礼ながら。
垣間見られる「吹っ切れた感」から、時折感じる。

前回の記事で、過去の「二度目の思春期が来た」という発言を引用したけど、個人的な愛情を思わせるような部分も感じられて、純粋な感覚で描かれている歌も収録されている。

「スーパー・ナチュラル・ウーマン」 だ。

佐野さんいわく、「自分にとって最高の女性賛歌。やけくそになって愛情たっぷりに歌うんだ」。

この歌詞はホント強烈である。


彼女はまぎれもなく
生まれついてのスーパー・ナチュラル・ウーマン
そうさ その柔らかな刹那で
世界を抱きしめてる



↑三角形のボタンを押すと試聴できます。


歌詞カードでは上記のとおり。
が、MRSではじめてこの曲を聴いたとき、誰かのツイートで「佐野さんがあんな言葉を言うなんて!」とあった。
はじめはまったく信じてなかったが、よくよく聴いてみると、「刹那」にヴァギナがあてられている?

そうだとすれば、驚きである。まぁ、医学用語といえばそうなんだろうけど、かなりの開放感に満ちた表現。
刹那にその言葉をあてたとすれば、その女性の心情を見通したような鋭い分析も感じられる。


天真爛漫
隠しごとができない
あの娘が太陽なら
僕は月になるよ

縦横無尽
野原を駆ける馬のよう
そうさ 手なずけることなんて
はじめから無理なんだ

くちづけは永遠
未来につながっていく
その不思議を知るたび
君に負けてしまう


個人的には、馬の表現と、先日のSTAY GOLD の記述はまったくの偶然で、むちゃくちゃ驚いてたり・・・
なんだかリアリティありすぎに思えるんだけど、考えすぎかな。


佐野さんは、デラックス盤における「メモ」でこうも言っている。


--- ひとはどちらかといえば「幸福な唄」よりも「不幸な唄」に耳を傾けたがる。「自信に満ちた唄」よりも「情けない唄」が愛される。不幸や情けなさを、ハードなギターに切ないメロディーで隠す。それがパワーポップだと思う。 ---


豪快なコヨーテバンドのサウンドに乗せ、ひとりの女性の心情の奥深い部分まで理解し、快活に歌い上げる佐野さん。


そのどこまでも優しい視点、度量の広さには、ただ脱帽、降参してしまうのである。


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