「OLにっぽん」を垣間見る。
脚本の中園ミホかプロデューサーかどちらかが、
「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった」の怪演を気に入ったのか
再び阿部サダヲを起用していてビックリ。しかも皆川猿時まで。ムムム。
話の内容は、「ハケンの品格」の雰囲気にアウトソーシングの問題を絡めたような感じか。
この中国へのアウトソーシングの問題、
実はたまたま、昨年のNHKスペシャルでホントのドキュメントが放送されていて驚いた覚えがある。
京都だったか、とある会社におけるリストラの一環で総務部門を中国に委託するというのだ。
しかもそれは中国に事務所を置いて、すべて通信でやりとりをするという。
それでも十分に経費削減となるそうなのだ。
その準備段階として、1人の中国人女性が代表として日本の会社に送り込まれ、
総務のノウハウを懸命に覚えていくという、ルポだった。
学んだことを、さらに中国で働く人たちに教えないといけないので
彼女の責任は重く、帰宅しても勉強づけという日々。
周囲の社員たちも、自分たちの仕事がかかっているだけに、
そんな彼女を全面的に快く思っているわけではなくて
特に総務一筋でやってきたベテラン男性社員の1人は、当初ほとんど彼女を相手にしていなかった。
が、その中国人女性の理解度の速さ、中国現地での仕事風景を目の当たりにして
次第に心を開き、自分もさらなる資格取得をめざして、勉強に励むという内容。
(参考)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.html (写真上から3枚目)
ドラマではあまりにリアルさを求めると、面白みがなくなるので
コミカルな肉づけが随所でされているが、話の根本ではこういう問題の実情を描きたいのだろう。
日本人の立場、中国人の立場。あっちを立てればこっちが傷つくというような世界に思える。
今後どのような展開となるのか、注目だ。
最近のコメント